僕の自殺ストリップ
僕は自他ともに認めるメンヘラである
メンヘラだと気付いた時は、高校二年生の頃だったであろうか
授業中に後ろの目線が気になって仕方なくなった
周りの目線が気になって仕方なく、冷や汗が止まらない状態にまで陥った
スクールカースト的には上位にいた(自称)ので、そんなわけない、大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせていた
そのような低空飛行を続けていた僕の精神状態は部活の引退とともに大きく崩れることとなる
アイデンティティをすべて部活に依存していたので、部活なくして自分なし、自分に価値無し、したがって悪口を言われているという妄想がもんもんと頭をもたげだしたのである(なお、僕はあまり良く思われていなかったことがここで事実として判明するのだが、この時の僕は被害妄想だと信じている。)
無事受験にも失敗し、その後精神状態は急降下、楽しそうに遊ぶ同級生を尻目に、僕は宅浪(引きこもり生活)に入った
この時いつも死にたい死にたいと思っていたが、社会人になってからこのメンタリティが復活してきたように感じる。
意味ない会議に意味ない書類に囲まれ、心が死んでいくのがわかる
毎日死にたいと思っていたニート時よりも、一端の社会人としての今のほうが死んでいるとは笑い草である
こうして僕は死にたい気持ちをストリップし、トリップするのである